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【ウルル=カタ・ジュタ国立公園/オーストラリア 】
英語 Uluru-Kata Tjuta National Park
オーストラリア連邦ノーザンテリトリーにあるオーストラリアの国立公園の1つ。
ダーウィンから1431km南、アリススプリングの440q南西にあり、オーストラリアのほぼ中心に位置する。ユネスコの世界遺産には1987年に登録された。
地球のへそと呼ばれるウルル(エアーズロック)と、同じく岩石の山であるカタ・ジュタ(オルガ山)を有し、壮大な景観を有する。アボリジニの重要な聖地の1つでもあり、古来からのアボリジニの痕跡を随所に残す文化的な場所でもある。公園は、アナングと呼ばれるアボリジニの民族集団による所有地である。
国立公園への入園には、3日間有効の入園券(パークチケット)を$25(オーストラリアドル)で購入することが必要である。セイキインコ、コシアカショウビン、チャイロハヤブサなど160種類の鳥類やトゲトカゲ、トゲホップマウスが生息する。植物は「逆さま植物」という意味でマメ科のアップサイドダウンスプラウト、マツバボタンの一種のパラキーヤ、ヨーロッパから伝わりレンジャーの駆除対象となっているイヌナスビが自生する。